2016年12月17日土曜日

ヨーロッパの手あみ2013秋冬/15のカーディガン [完成]

父のベストを編むと言っておきながらブッ込む、本日の投稿。
(いや、ベストも編んでますが)


パターン:『ヨーロッパの手あみ 2013/秋冬』p.24 15のカーディガン
使用糸:パピー プリンセスアニー col.516 10玉
パターン変更点:無し

とはいえこんな大物を、突然編めるはずもなく。
昨年か一昨年に編んでいたパーツを発見して、スチーム、とじはぎ、前立ての編み出しまでして完成させたのでした。



模様はこんな感じ。ケーブルと透かし編みでぎゅうぎゅうです。可愛い~
ただとじはぎは面倒でした。放置の理由はたぶんこれです。
ボタンは、表面がブルー系に着色されたココナッツボタン。
横浜は元町の、et motomachiで購入しました。
京都とパリで買い付けた、素敵な雑貨が置いてあるお店なんですが、3階の半分くらいがボタンコーナーですっごく楽しいです。
始めは黒蝶貝でシックに・・・とか考えておりましたが、このボタンを合わせてみたら、もうこれ以外考えられない!というくらい気に入ってしまいました。
一つひとつに微妙な色むらとかキズがあって、そこが可愛いのです。
これはお気に入りだ。大事に着よう。

で、編みかけの父のベストは、何だか知らんがつまらないです・・・!
他のニッターの方が「男物は退屈」と言っているのをお見かけしたことがあるのですが、まさにその通り。なぜなんだ?

2016年12月4日日曜日

アイルランド アランセーター/生命の木とハニカムのレディースベスト [完成]

あれだけコート、コートと言っていたのを華麗にスルーした本日の投稿。


パターン:『世界の伝統ニット2 アイルランド アランセーター』
    20 生命の木とハニカムのレディースベスト サイズL
使用糸:パピー ブリティッシュエロイカ col. 143 386g(=8玉?)
パターン変更点:無し

言い訳させてもらうとですね、年末になって出張が増えたので、洋裁のための時間が取りにくいのですよ。
狭い我が家では、まず生地を広げられるだけのスペースを確保して、完成まではその状態をキープするような感じで洋裁をしています。
出張が続くとその場所がキャリーケースやら、仕事用の資料やら、洗濯物やらに代わる代わる占領されるため、なかなか腰を落ち着けられないのです。
一方編み物は、とりあえず自分ひとり座る場所があれば、毛糸玉は基本どこにあっても良いので断然気楽。
さらに、毎年恒例の“両親への年末ニットプレゼント”もそろそろ始めなきゃなぁ~(頼まれてないけど)という気持ちもあり、今回は久々の編み物エントリーとなりました。

で、こちらは母用に編んだものなので、着画は無しです。
糸は指定糸。在庫から発掘しました。
もともと何かの編みかけをほどいた糸らしく、いわゆるラーメン状態になったまま段ボール箱に巻き付けてあった(!)ものを使用しました・・・母さんごめん。
でも、元々好きな糸が、可愛いく生まれ変わってくれたので良かった~

父にもベストを編む予定ですが、未だCOはおろかデザインさえ決まってません。
メンズはシンプルなもので良いと思うのですが、編む私がその単調さに耐えられるかどうか・・・悩みどころです。

2016年11月20日日曜日

夢のコートが夢オチの危機

洋裁上級者の方は、この写真を見て気付いていたのかも知れませんね。


これ、3mもあるか?と・・・

本日、接着芯の試し貼りをしようと生地を広げたところ、2mしか無いことが判明しました。
頑張ってコートの型紙作ったのに・・・!


しかも裏地・接着芯のパターン込みだぜ。
悪あがきで一応生地の上に型紙を並べてみたのですが、足りず・・・

しょうもない、いや、しょうがないので、プランBを考えております。

始めに思いついたのはパターンの丈を詰める手だけど、選んだパターンがウエスト切り替えのコクーンシルエットだったので、今回は難しい。
いっそのことコートはやめてジャケットにするのは、縫うのもだけど、着るのもハードルが上がりそうな気がする・・・

うーん。悩んでいる間に冬を越してしまいそうです。

2016年11月18日金曜日

コートの夢は夜ひらく

「裏付きのアウター作りたいな~」と思ったら妄想が広がってきました。
箪笥の中で長らく眠っていた生地を引き出してみる。

これこれ~

fab-fabricにて、数年?前に購入したツイード。
こんな写真じゃ灰色にしか見えませんが、茶色、ベージュ、グレー、金の糸などで織られた素敵な生地なのです。

グレーの糸はループ状になってる。素敵!
購入時の記憶は定かでないが、確かコートを縫うために買ったので3mはあるはず。
あぁ~でも、表地だけじゃコートはできないよね。
裏地もないと。
この生地に合う色味の裏地、すぐに見つかるかな・・・って、

どーん

モカ茶のキュプラ、在庫にあったー!
種類は不明だけど、適度な厚みとしっとりとした光沢があって、冬服の裏地にぴったり。
これ、とりあえず気に入ったから買ってたやつだな。たぶん。
しかも3mカット。在庫充実しすぎて怖い・・・

こうなるともう楽しいので、お宝のボタンも出してみる。


チェコのガラスボタン。アクセサリーのようなデザイン性の高さに惚れ惚れします。
金×黒で、絶対このツイードと相性良いはず!
一つボタンのコートに、ブローチ感覚で付けたいです。
でもどれを選ぼうか、迷うわ~
ちなみに、ボタン台紙に書かれているのがボタンを購入したネットショップのお名前です(日本の方が経営されてます)。

肝心のコートのデザインは、完全に未定。
生地とボタンが活きるよう、シンプルなパターンが良いな。裏地のパターンもあれば尚良い・・・
これも、在庫のパターンブックから見つかるんじゃないかと期待しています。

あー凄い楽しい。寝よう。

2016年11月13日日曜日

大きな服を着る、小さな服を着る。/クルーネックブルゾン小 [完成]

先日長さ調節したファスナーでアウターを縫いました。
テーマは、だぼパンツと合わせて着られる、コンパクトな上着!
果たしてその結果は・・・

黒い服は写真が難しい・・・

パターン:濱田明日香『大きな服を着る、小さな服を着る。』
    l. クルーネックブルゾン小 サイズ1
使用生地:化繊100%(配合失念) ワイド巾×1.5m ユザワヤで購入。
パターン変更点:袖口のリブを共布のカフス(ゴム入り)に変更。

うーん、サイズ1でも思ってたほど小さくなかった。
この本、出来上がりの寸法が細かく書かれていて凄くありがたいんだけど、どれもちょっと大きめなのでは?と思ってます。
タックパンツとか、サイズ1のウエストが79cmってまじ?誤植かと思ったよ・・・


サイズ感はともかく、デザインはとても素敵なのです。
この服を着ていたら、久しぶりに褒められました。
今回は生地も良かったみたい。しなやかで、ストレッチの効く生地。とろんとした質感で、カジュアル過ぎないので、タイトスカートにも合わせられます。
しわにもならないし、ホコリも付きにくい(黒い生地は、これ大事!)。
自分でも、既製品みたいにできたな~と思ってます。
今まで、せっかく洋裁するなら良い生地を、という考えから何がどう派生したのか、素材は天然のもの(綿とかウールとか)を選びがちだったけど、用途によっては化繊が正解のこともあるんだな。


裁ち端はすべてバイアステープで始末しました。
サテンの柔らかいテープ、洋裁を始めたばかりの頃に一回使おうとして、痛い目みたな~
今回は特に苦もなく縫えて、ちょっと成長したかと嬉しくなりました。
でもこの服、本当は総裏にしたかったんです。一重だと、着られる時期が短いですから。
裏地付きの服なんてスカートしか縫ったことが無いのに、裏パターンを一から起こすのは難易度が高いな・・・と思って諦めました。
一つできるようになると、更に上のことがやりたくなるらしい。
裏付きのアウター、チャレンジしてみるかな~

2016年11月4日金曜日

金属ファスナーの長さ調節。

作りたい服があって、そのために金属ファスナーを探していたのですが、レシピ通りの長さのものが全然見つからない。
どこかに売っていると思ってたんだけど、よく考えれば、いつも自分の必要な長さのファスナーが売られているなんてこと、ありえないんですよね。
樹脂製のファスナーだったら、しょっちゅう自分で切って使ってるというのに・・・
お店で頼んでカットしてもらう方法もあるそうですが、今回は購入済みのファスナーを持っているので、自力でやってみることにしました。

工具はラジオペンチ一個。ラジペンを選んだのは、手元にあったから。
でも、結構細かいところをつままなきゃいけないので、普通のペンチだと作業が難しいかもしれません。

さて、務歯を取り外す方法ですが、抜けかけの乳歯を無理やり抜く感じでOKです(OKじゃねーって)。
抜こうとしている務歯を一本だけつかんでひねり上げ、グラグラしてきたかな?と思ったら一気に抜く。
この時の力の強さは、これくらいかな?と思うより一段階強いくらい。
乳歯を抜こうとするときは、気づかないうちに手加減してますから(乳歯じゃない・・・)。そのリミッターを外さなくてはなりません。
こんなに引っ張ったらファスナーが歪むのでは?という疑念は捨てて、全力で引っこ抜きます。
当然、台布は傷みます。通常は、縫い代部分に隠れて見えなくなるので、無問題です。
何本か抜くと、コツがわかるので、もっと少ない力で綺麗に抜けるようになります。
以上!参考になりませんね。


上の写真は、左側の処置が終わったところ。
両側からそれぞれ1.5cm分くらいの務歯を抜いたら、ファスナーの一番上にある留め具を外して、新しい先端に付け替え、余りをカットします。
この留め具が、私にはなかなか外しにくかった・・・ラジペンの接触部分がギザギザしている(滑り止めのため)ので、付け終わったときにはちょっと傷がついてしまいました。
上手く取る方法、あるのかなぁ。

なんだかんだで、60cmのファスナーを無事、45cmに直すことができました。
あとは縫うだけだ!

2016年10月31日月曜日

I Love Pants/ツイードバギーパンツ [完成]

この微妙なダボ感、いいよね~


パターン:高田祐子『いま着たいパンツスタイル I Love Pants』
     B.ツイードバギーパンツ サイズS
使用生地:コーデュロイ綿100% シングル巾×2.2m ユザワヤで購入。
パターン変更点:ベルトループを付けた
(ところでベルトのゴム通し口、パターンには表ベルトに作るように書いてあるけど裏ベルトの間違いですよね?)

コーデュロイといえば、アイロンかけたら毛足がつぶれるとか、すぐにアタリが出るとか、縫いずれしまくるとか、怖い話を色々と聞いていたので、おびえながらの初挑戦でした。
アイロン対策としては、「とにかく共布を当てるべし」という鉄則を忠実に実行。
結果、毛足もつぶれず、アタリも出さずに済みました。
もともとアイロンの効きやすい生地で、かける時間が短くて済んだのも良かったみたいです。

一方、縫いずれについては苦労しました!
共布どうしを縫うときは大丈夫なんだけど、ベルトの裏布をスレキにしたところ、表布と縫い合わせる段階でどんどんずれていくので、泣きそうになりました。
中表にして縫うのですが、スレキがコーデュロイの撫で毛方向にどんどん送られていく感じ。
ピンの数を増やしても、留め方を変えても、一向に改善せず、挙句の果てには細かくしつけしてもずれた・・・
他のパーツがサクサク縫えただけに、この時は発狂するかと思ったわ。
最終的に、近所の店で見つけた洋裁用の仮留めテープを使うことで、ようやくきちんと縫うことができたのですが、この仮留めテープ、「きっちり留める」イコール「なかなかはがれない」ということでして・・・
毛足のあるコーデュロイに貼ってしまったせいか、縫った後、今度はテープがはがれなくなって焦った!
縫い代にしか貼ってなかったから良かったんだけど、結局、無理やりはがした跡は毛も抜けて、裁ち端もほつれてボロボロになってしまいました。
私の心もボロボロ。もーほんと疲れたー

こんな苦労を延々と書き連ねましたが、完成したパンツは超お気に入りです。
高田さんのデザインは、遊び心がありつつ、着るだけで少しお洒落している気分にさせてくれるので大好き。
この本の他のパンツも縫ってみたいのですが、私の場合、寸胴補正をしなきゃいけないのがちょっと面倒だな。
このパンツは、ゴムパンということでSサイズで縫いましたが、ヌード寸法表によると私はヒップがSサイズ、ウエストはMLサイズのようですので・・・
なんか、もう、やべえな!

2016年10月5日水曜日

Vogue Patterns/V8547 Dのスカート [完成]

街中で可愛いグレンチェックのスカートを穿いている人を見かけ、早速真似しました。
元ネタはフレアスカートだったので、コンセプトだけ拝借?って感じですが。


パターン:Vogue Patterns 8547 Dのスカート サイズW:8,H:6
使用生地:ポリエステル65%,レーヨン33%,ポリウレタン2%の混紡
     140cm巾×1.0m
パターン変更点:丈を3cmカットし、ウエストベルトを付けた。

パターンはVogue Patterns の、コーディネートが一式作れるシリーズから。


ジャケット、ワンピース、トップス、スカート、パンツのパターンが入ってお買い得!
ノーブランドですが、ジャケットのデザインなど凝っていて、さすがVogueだと思います。
スカート自体は、前後にダーツが2本ずつのごくシンプルなものです。



サイズ6のパターンを、寸胴補正でウエストサイズのみ8にして使いました。
もっとタイトなシルエットになるかと思っていたのですが、まだ余裕があります。
ヒップ周り、もう少し削っても良いかな(これ以上削ったらヒップえぐれるって!)。

膝下丈のスカートが流行っているようなので、1枚作れて満足です。
ちなみにこの後、スカート穿き替えました。
秋冬物を着るには、まだ暑いですね。

2016年9月12日月曜日

ハンドメイド・カンパニー/ラグランスリーブシャツ [完成]

最初に着たとき、パジャマか!って思いました。
袖が長い。


パターン:ハンドメイド・カンパニー(ネットショップへのリンク)
     ss041 ラグランスリーブシャツ sizeM
使用生地:シルクとレーヨンの混紡(組成率不明)
140cm巾×1.3m
     スワニー店舗で購入。
パターン変更点:なし


私は腕が短いので、普通のシャツ袖なら5cmくらいカットしますが、ラグランスリーブは丈感がつかみにくく、とりあえずそのまま作ってみたところ、この有様です。
着心地には問題ありませんが・・・次からは3cmくらいカットかな。

シルクとレーヨンの混紡という、今回の生地。
組成は書かれていなかったのですが、触った感じ、シルク:レーヨンが3:7くらいかな~
でも、生地のかすかなきしみやほのかな光沢に、ちゃんとシルクを感じます。
これでメートル700円。買うでしょ!
気負わない普段着にしたかったので、水通しもしました。
ていうか、洗濯機のドライコースで丸ごと洗いました。
サテンのようなつるつるした質感ではなく、うっすら「しぼ」があるような生地だったので、水洗いも大丈夫なんじゃないかな~と思ったら大丈夫だった。
生地が安いと、気も大きくなるなぁ。
くったりと柔らかい生地でしたが、縫いにくいことはなかったです。
裁断だけは面倒でしたが・・・すぐ動いてしまうので、パーツごとに粗裁ちして布目を整えながら裁ちました。



このパターンを縫っている方をネットで見たことが無いので、少し心配でしたが、ラグランにしては袖が細めで、使えるパターンだと思いました。
生地との相性も良かったみたい。
最近、年のせいか、衿に硬い芯が入ったようなかっちりしたシャツよりも、しなやかな素材で柔らかいシルエットを作ってくれるブラウスの方が似合うようです。
この秋冬は、そういうトップスを増やしたいな。

2016年9月1日木曜日

fab-fabric #12 テーパードパンツ(ちょっと補正) [完成]

写真、なんか暗いんですよね~


パターン:fab-fabric(ネットショップへのリンク)のフリーダウンロード型紙
     #12テーパードパンツ size7
使用生地:コットンストレッチ (綿97%,ポリウレタン3%)144cm巾×1.1m
     fan店舗で購入。ベルト裏、ポケット内布には別布を使用
パターン変更点:後ろわたりを1cmカット

コットンといっても、織りのつんだ、光沢のある、とっても上品な生地なんです。
こんな写真で、どうやったらこの生地の魅力が伝わるんでしょうか・・・いや無理だ(反語)。fabさんのテーパードーパンツは、私の寸胴なウエストにジャストフィットしてくれる嬉しいパターンなので、ぜひ定番パターンにすべく、今回はちょっと補正しました。
前回作ったとき、お尻の下の生地が余ってかっこ悪かったので、後ろ身頃のわたりを1cmカットしてみました。
こんな感じ↓


赤線部分でカット
これでお尻下の余りが改善されるそうなんです(理由はわからんけど)。
結果は・・・



んん~結構改善されているんじゃないでしょうか。
たった1cmじゃ足りないかな~と思いましたが、これ以上削ったら後ろがぱつぱつになっていたかもしれません。製図は奥が深い・・・
一つ改善されると、他の細かいしわも気になってくるというものですが、それはまた次回の課題ということでとりあえずこのパンツは穿きます!

2016年8月17日水曜日

mパターン研究所×サンプラ/フレアー2スリーブドレス [完成]

こう暑いと、作りやすいものしか作れないです。


パターン:mパターン研究所(サンプラ版) フレアー2スリーブドレス サイズM
使用生地:混紡ニット(綿65%,ポリ35%) 145cm巾×1.5m
パターン変更点:なし

凝ったデザインなのに、手の遅い私でも一日で縫いあがる作りやすさ。
ポイントその1は、こう見えて被りのワンピースだってこと。ファスナー要らず!
被りというと、もっさりしたデザインになりがちですが、このワンピースは前後見頃の若干のウエストシェイプとスカートのフレアー効果でフィット&フレアーなシルエットを作っています。
襟ぐりのスラッシュ開きで着脱も楽々。
優れたパターンはデザインと縫い易さを両立してしまうんですね~

ポイントその2は、全くほつれないニット生地を使ったこと。
縫い代始末、何もしてません!
その昔、出張先のパンドラハウスでワゴン販売されていた生地がようやく日の目を見ました。
ほのかに光沢があって、安っぽくないのでどこでも着て行けそうです。
ニットだから洗濯後にアイロンをかける必要もないし、夏には最適です。

試験が終わって久しぶりの洋裁、楽しかった~
会社に着て行く服も作り足したいんだけど(シャツとかパンツとか)、手間のかかるものはもう少し涼しくなってからかな・・・

2016年8月13日土曜日

EXAM IS OVER!

試験が終わりました!


やりたいことやるぞ~

2016年7月6日水曜日

気分はマニッシュ/エポーレットカットソー [完成]

またもやマニッシュ。


パターン:高田祐子『気分はマニッシュ』 p.7 エポーレットカットソー
      サイズM
使用生地:化繊とコットンの結節ニット 130cm巾×1.3m スワニーで購入。
パターン変更点:無し


面白い生地を見つけて、試験勉強そっちのけで縫ってしまいました。
上にも書きましたが白のコットンニットと化繊のチュールの結節ニットなんです。


アップにしても、よくわからんね・・・

多くの洋裁ブロガーさんが縫われている、有名パターンを使ってみました。
(エポーレットを省略するのもある意味デフォですね。)
いつも思うのですが、高田さんのパターンは凄く縫い易い。
形もシンプルで、気に入りました。
この時期に七分丈なんですが、コットンニットがかなり薄いので意外に大丈夫です。


縫製はオール家庭用ミシンで。
ほつれない生地だったので、縫い代の始末は細かいジグザグで済ませました。
襟ぐりの見返しは布帛にしましたが、きつくもなく無問題です。
(リバティのThogerson、大好き!ワンピース着分欲しいわ~)

写真で見ると細かいしわが気になりますが、これはモアレってやつ?
肉眼では目立たないので、気にせず着ています。

2016年6月28日火曜日

気分はマニッシュ/ギャザーブラウス [完成]

もう忘れるところだった、GW前に作った服。おそっ!


パターン:高田祐子『気分はマニッシュ』 p.26 ギャザーブラウス サイズM
使用生地:コットンシャンブレー 綿100% 130cm巾×1.5m スワニーで購入。
パターン変更点:無し

正面の写真は過去記事にあるんで、割愛(ものぐさ)。
写真の通り、ギャザーたっぷりで着ていて楽しいです。
こんな個性的な服が自分で作れるなんて、嬉しいな~。

薄手の生地を使ったので、かさばることもなく綺麗なドレープが出ました。
でもこの生地は縫いにくかった・・・
織り糸がミシンの針にひっかかるのか、縫い目が凄くぴりつきやすい生地でした。
薄地用の針や糸を使ったり、ミシンの糸調子を弱くしたりと工夫したものの、中々思うように縫えなくて、何度ごみ箱に叩き込もうと思ったことか・・・
最終的に薄地用のフィラメント糸を使うことで、ようやく縫い始めることができました。
その後は、そんなに苦になるところは無かったです。

これでGW前の製作レポは終了。
一時は燃えに燃えていた洋裁熱ですが、現在、毎年恒例の勉強期間中につき更新停滞中です。
(とか言いつつビーズ編みにはまりかけてますが・・・)

2016年6月4日土曜日

製図から作ったパンツ(スリム化) [完成]

以前作った製図パターンの身巾を詰め、スリムパンツを作りました。
とはいえ会社用なので、スキニーにならないよう加減してます。


パターン:自作
生地:ストレッチコットン 140cm巾×1.1m 日暮里の長戸商店で購入
パターン変更点:身巾をニーラインで左右1.5cm、裾で左右3.5cmずつ詰めた。

今回は、かなり好みのシルエットができました~
ストレッチ素材なので穿き心地も良いし、コットン製なので裏無しで着られて夏にはぴったりです。
既製服のようにビシッと縫えてないのが悩みですが・・・これってアイロンワークの問題?
裁ち端はバイアスで始末してます。

気に入らない部分も勿論あって、まずは股下のたるみ!そして腰回りの細かい横じわ!
元のパンツにはこんな不具合無かったのになぁ。
細くなった太もも部分と、修正していない腰回りとの差分がたるみやしわとなって表れているのでしょうか?
製図は奥が深いです・・・
あと、後ろポケットの内布がちょっと見えてるんですが、あえて共布を使っていません。


実は可愛いポケット内布。
見えないところで(見えてるけど)遊ぶのが結構好きです。

2016年5月31日火曜日

ドレスメーキング アット ホーム/カーディガンジャケット [完成]

日光のサルみたいなポーズで撮影。


パターン:茅木真知子『ドレスメーキング アット ホーム』
     p.8 カーディガンジャケット サイズ9
生地:スワニーで買った綿麻 墨黒 130cm巾×1m
パターン変更点:なし

これは、生地ありきで縫いました。
綿と麻の良いところが生かされているのか、さらっと肌離れが良く、柔らか。
マットだけど安っぽくない風合いも素敵です。
この生地で夏のリトルブラックドレスを作りたいな~
真夏には暑いか?

とても縫い易いパターンで、製作期間は一日ちょっとだったと記憶しています。
裏無しの一重で、縫い代はバイアス始末。
肩のダーツだけ、体に沿うように縫いなおしました(ちょっと出っ張ってますが)。

通勤用に縫ったのですが、シャツの上に羽織るとなんとなくしっくりこなくて結局、休日にTシャツなどと合わせて着るようになっています。
クラシックで素敵なデザインなのですが・・・シャツ衿に合わないのかな。

2016年5月15日日曜日

連休中何も縫わなかったけど布は買った件

何枚か縫って気が緩んだのか、縫った以上に買ってます。

まずは日暮里にて、コットンサテンストレッチ。
黒とブラウンの2色。パンツ用です。


スワニーにて、右は薄紫の麻。夏のシャツを縫いたいです。
左はリバティのクララ。アウトレット価格だったのでつい購入しましたが、1mしかないので何が作れるかな・・・←またこの人!


最後は大塚屋にて。
左はウォッシャブルウールストレッチ。これまたパンツ用。
で、左はParolari Emilioのニット~!
『世界で愛されるプリントのdress』で使われているのと、たぶん同じ柄です。
ワンピースになるほどの尺が無いので、何を作ろうか考え中。
嬉しいお悩みです。


以上、無計画買い物記録でした。

2016年5月10日火曜日

製図から作ったパンツ [完成]

サマーウールのストレートパンツ。
これぞベーシック。



パターン:自作
生地:サマーウール 147cm巾×1m fan実店舗で購入
    裏地はベンベルグ

スタイルブックの誌上パターン塾・パンツ編(いつの号だったか思い出せない・・・)を参考に製図しました。
ジャストウエストより2.5cmより下げてありますが、既製品のようにずり下がってこないのはさすが自分サイズ。
後姿も、これまでに縫ったものに比べると、たるみが少なくてすっきりしているように見えます。
インしてるシャツはたるみまくってますが。



ほつれやすいサマーウールの端始末。
ミシンの裁ち端かがりは使わず、ピンキング鋏でピンキングしました。
まあ、それでもほつれるものはほつれます。裏地あるから気にしないけど。
裾上げは千鳥がけ。
これも縫い代のほつれを抑える目的でしたが、見た目にも「こだわってる感」があってちょっと嬉しい。

最近、パンツを縫っては、もうちょっと補正する?それとも別のパターン縫ってみる?などと悩み、理想の一着を求めてさまようパンツ難民になりかけていた私です。
この辺が落としどころでしょうか・・・
うーん、もうちょい粘る?

2016年5月9日月曜日

意外と縫ってた(連休前に)。

今日は、連休前に作った3着の紹介をば。
洋裁熱が盛り上がっている間に一気に作ったけど、それぞれを記事にするのが面倒くさくってGWを越えました。

ブラウスのボタン、一つ留め忘れました。

たたみじわが凄い(なぜたたんだ?)ジャケットとブラウスは、洋裁本フリークの方ならピンとくるはずの人気本から。
パンツは結局、一から製図して作ったのが成功の予感です。
詳細はまた、着画を撮った時に書きたいと思います。
(あ、これ、このままフェードアウトするパターン・・・?)

2016年4月17日日曜日

ミセスのスタイルブック2012初夏号/ボーカラーブラウス -4 [完成]

悩みぬいたボーカラー、こんなんなりました。


パターン:ミセスのスタイルブック2012初夏号 p.36 ユキトリイのボーカラー
   ブラウス
生地:綿ローン 110cm巾×1m スワニーのワゴンで購入
   ボーカラーはナイロン100% 30cm×1.3m AVON(楽天ショップへ
   のリンク)で購入
パターン変更点:ボーの巾を+3cm

使用したのは、Falconettoというスカーフで有名(らしい)なメーカの生地です。
身頃の派手な柄になじむよう、ボーカラーには地味目の生地を・・・と考えていた私に、この生地が新しい視点を開いてくれました!
はっきりした柄どうしでも、色の使い方や素材感の違いを上手く利用すれば、こんなにしっくりまとめることができるんですね~
(しっくりまとまってるのが私だけだったら、どうしよ・・・)
もともとスカーフ用の生地だからこその、バランス感覚なのかもしれません。
あー、スカーフ欲しくなってきた~

スカーフらしさを活かすため、ボーの巾を7cmから10cmに広げてボリュームを出しました。


カーディガンを羽織った時の後姿は、こんな感じ。
ボーに柄があると、羽織物を着ていてもバックスタイルに面白味があります。
これが、前回の記事でボーを無地にするのをためらっていた理由。
羽織物無しで着ることは、まずないと思うのでね。

メーカのロゴが、さりげなく入ってます。(逆さまですが。)

さらにスカーフっぽさを出すため、ボーの裁ち端はよりぐけで始末してみました。
参考にしたのはこちら↓のHP。こちらのブルガリアンスカートをいつか編みたいと思ってます・・・

リバティプリントショップ トランテアン31

本当はかけはりという道具を使うらしいのですが、勿論持ってないので、ダブルクリップとビニル紐で代用しました。


横幅1.5cmくらいの、小さめのクリップです。
広い面積を挟むのではなく、一点をつまむようにして使うと縫い易いみたい。
クリップの使い方をつかむまで、全然上手く縫えなくて悶死するかと思いました・・・

ボーカラーにばかり言及してしまいましたが、このブラウス、ゆるやかに体に沿ったシルエットや胸元のドレープなど、パーツは少ないけどわくわくするようなディテールが盛り込まれていて、素敵なんですよ~
スタイルブックに掲載されている中で一番好きなブランド、ユキトリイの一着。
華やか、かつエレガントなデザインが多く、縫いたい(というか欲しい)と思う服が多いのです。
ようやく1枚縫えて嬉しい!のですが、最近のスタイルブックでは全然見かけなくなってしまいました・・・復活して欲しいなあ。

今回着画が無いのは、実はボタンをまだ付けてないからです(笑)
先週は怒涛の出張続きで、ボタンを買いに行けませんでした。
この状態で、いつまでも引っ張るのもな~と思い、一応完成としてます。
(次のPJも始まってるし・・・)

2016年4月9日土曜日

ミセスのスタイルブック2012初夏号/ボーカラーブラウス -3(生地迷走編)

ボーカラーを別布で取る件、あまりに悩ましいので休日まで持ち越して、平日はパンツパターンの補正などしてました。

さて、本日土曜日は天気晴朗なれど部屋に引きこもり、身頃生地とボーカラー候補達とのお見合い開始です!
まずはこれ。


黒のコットンローン。身頃に使われている色だし、素材感も似てます。
でもちょっと重いかな・・・?夏に着ることを考えると。


ライトブルーのコットンシャンブレー。爽やか!
色合いは悪くない、けど、都会的?な身頃の柄の印象が爽やかにかき消されそう。
この生地単体でもシャツを縫いたいと思っているので、あんまり減らしたくないな~という下心もあります(今で用尺ぎりぎり・・・)。


光沢のあるブルーのリネン。この色の組み合わせは好きだわ~
ハリがある生地なので、結んだときにボーがはねるのでは?という心配がちょっとある。
首の周りに来るパーツだから、肌触りも、大丈夫かな。

どれも色的には悪くないんだけど、これっ!てものがないな~
あと、無地を選んだ場合には気になることが一つあって(それについてはまた書きます)、お見合い・・・じゃない、生地選びの決め手を欠いている感じです。

無地が行き詰ってきたところで、禁断の柄×柄もやってみたくなった。
うふふ・・・


・・・!
おいしい素材どうしを組み合わせて、すげーまずい料理を作っちゃったみたいな。


色合いは近いけど、柄がケンカしてる見本みたいになった。
そもそも方向のある柄はNGだし(じゃ撮るな)。


なんか悪趣味なのが、逆に楽しいかも・・・
ってイカンイカン。


これは・・・割と良い?


うーん・・・

・・・

なんだか、考えすぎて正解がわからなくなってきました・・・これがゲシュタルト崩壊というやつだろうか。
一旦、外の空気を吸ってきます。