作りたい服があって、そのために金属ファスナーを探していたのですが、レシピ通りの長さのものが全然見つからない。
どこかに売っていると思ってたんだけど、よく考えれば、いつも自分の必要な長さのファスナーが売られているなんてこと、ありえないんですよね。
樹脂製のファスナーだったら、しょっちゅう自分で切って使ってるというのに・・・
お店で頼んでカットしてもらう方法もあるそうですが、今回は購入済みのファスナーを持っているので、自力でやってみることにしました。
工具はラジオペンチ一個。ラジペンを選んだのは、手元にあったから。
でも、結構細かいところをつままなきゃいけないので、普通のペンチだと作業が難しいかもしれません。
さて、務歯を取り外す方法ですが、抜けかけの乳歯を無理やり抜く感じでOKです(OKじゃねーって)。
抜こうとしている務歯を一本だけつかんでひねり上げ、グラグラしてきたかな?と思ったら一気に抜く。
この時の力の強さは、これくらいかな?と思うより一段階強いくらい。
乳歯を抜こうとするときは、気づかないうちに手加減してますから(乳歯じゃない・・・)。そのリミッターを外さなくてはなりません。
こんなに引っ張ったらファスナーが歪むのでは?という疑念は捨てて、全力で引っこ抜きます。
当然、台布は傷みます。通常は、縫い代部分に隠れて見えなくなるので、無問題です。
何本か抜くと、コツがわかるので、もっと少ない力で綺麗に抜けるようになります。
以上!参考になりませんね。
上の写真は、左側の処置が終わったところ。
両側からそれぞれ1.5cm分くらいの務歯を抜いたら、ファスナーの一番上にある留め具を外して、新しい先端に付け替え、余りをカットします。
この留め具が、私にはなかなか外しにくかった・・・ラジペンの接触部分がギザギザしている(滑り止めのため)ので、付け終わったときにはちょっと傷がついてしまいました。
上手く取る方法、あるのかなぁ。
なんだかんだで、60cmのファスナーを無事、45cmに直すことができました。
あとは縫うだけだ!