2016年11月20日日曜日

夢のコートが夢オチの危機

洋裁上級者の方は、この写真を見て気付いていたのかも知れませんね。


これ、3mもあるか?と・・・

本日、接着芯の試し貼りをしようと生地を広げたところ、2mしか無いことが判明しました。
頑張ってコートの型紙作ったのに・・・!


しかも裏地・接着芯のパターン込みだぜ。
悪あがきで一応生地の上に型紙を並べてみたのですが、足りず・・・

しょうもない、いや、しょうがないので、プランBを考えております。

始めに思いついたのはパターンの丈を詰める手だけど、選んだパターンがウエスト切り替えのコクーンシルエットだったので、今回は難しい。
いっそのことコートはやめてジャケットにするのは、縫うのもだけど、着るのもハードルが上がりそうな気がする・・・

うーん。悩んでいる間に冬を越してしまいそうです。

2016年11月18日金曜日

コートの夢は夜ひらく

「裏付きのアウター作りたいな~」と思ったら妄想が広がってきました。
箪笥の中で長らく眠っていた生地を引き出してみる。

これこれ~

fab-fabricにて、数年?前に購入したツイード。
こんな写真じゃ灰色にしか見えませんが、茶色、ベージュ、グレー、金の糸などで織られた素敵な生地なのです。

グレーの糸はループ状になってる。素敵!
購入時の記憶は定かでないが、確かコートを縫うために買ったので3mはあるはず。
あぁ~でも、表地だけじゃコートはできないよね。
裏地もないと。
この生地に合う色味の裏地、すぐに見つかるかな・・・って、

どーん

モカ茶のキュプラ、在庫にあったー!
種類は不明だけど、適度な厚みとしっとりとした光沢があって、冬服の裏地にぴったり。
これ、とりあえず気に入ったから買ってたやつだな。たぶん。
しかも3mカット。在庫充実しすぎて怖い・・・

こうなるともう楽しいので、お宝のボタンも出してみる。


チェコのガラスボタン。アクセサリーのようなデザイン性の高さに惚れ惚れします。
金×黒で、絶対このツイードと相性良いはず!
一つボタンのコートに、ブローチ感覚で付けたいです。
でもどれを選ぼうか、迷うわ~
ちなみに、ボタン台紙に書かれているのがボタンを購入したネットショップのお名前です(日本の方が経営されてます)。

肝心のコートのデザインは、完全に未定。
生地とボタンが活きるよう、シンプルなパターンが良いな。裏地のパターンもあれば尚良い・・・
これも、在庫のパターンブックから見つかるんじゃないかと期待しています。

あー凄い楽しい。寝よう。

2016年11月13日日曜日

大きな服を着る、小さな服を着る。/クルーネックブルゾン小 [完成]

先日長さ調節したファスナーでアウターを縫いました。
テーマは、だぼパンツと合わせて着られる、コンパクトな上着!
果たしてその結果は・・・

黒い服は写真が難しい・・・

パターン:濱田明日香『大きな服を着る、小さな服を着る。』
    l. クルーネックブルゾン小 サイズ1
使用生地:化繊100%(配合失念) ワイド巾×1.5m ユザワヤで購入。
パターン変更点:袖口のリブを共布のカフス(ゴム入り)に変更。

うーん、サイズ1でも思ってたほど小さくなかった。
この本、出来上がりの寸法が細かく書かれていて凄くありがたいんだけど、どれもちょっと大きめなのでは?と思ってます。
タックパンツとか、サイズ1のウエストが79cmってまじ?誤植かと思ったよ・・・


サイズ感はともかく、デザインはとても素敵なのです。
この服を着ていたら、久しぶりに褒められました。
今回は生地も良かったみたい。しなやかで、ストレッチの効く生地。とろんとした質感で、カジュアル過ぎないので、タイトスカートにも合わせられます。
しわにもならないし、ホコリも付きにくい(黒い生地は、これ大事!)。
自分でも、既製品みたいにできたな~と思ってます。
今まで、せっかく洋裁するなら良い生地を、という考えから何がどう派生したのか、素材は天然のもの(綿とかウールとか)を選びがちだったけど、用途によっては化繊が正解のこともあるんだな。


裁ち端はすべてバイアステープで始末しました。
サテンの柔らかいテープ、洋裁を始めたばかりの頃に一回使おうとして、痛い目みたな~
今回は特に苦もなく縫えて、ちょっと成長したかと嬉しくなりました。
でもこの服、本当は総裏にしたかったんです。一重だと、着られる時期が短いですから。
裏地付きの服なんてスカートしか縫ったことが無いのに、裏パターンを一から起こすのは難易度が高いな・・・と思って諦めました。
一つできるようになると、更に上のことがやりたくなるらしい。
裏付きのアウター、チャレンジしてみるかな~

2016年11月4日金曜日

金属ファスナーの長さ調節。

作りたい服があって、そのために金属ファスナーを探していたのですが、レシピ通りの長さのものが全然見つからない。
どこかに売っていると思ってたんだけど、よく考えれば、いつも自分の必要な長さのファスナーが売られているなんてこと、ありえないんですよね。
樹脂製のファスナーだったら、しょっちゅう自分で切って使ってるというのに・・・
お店で頼んでカットしてもらう方法もあるそうですが、今回は購入済みのファスナーを持っているので、自力でやってみることにしました。

工具はラジオペンチ一個。ラジペンを選んだのは、手元にあったから。
でも、結構細かいところをつままなきゃいけないので、普通のペンチだと作業が難しいかもしれません。

さて、務歯を取り外す方法ですが、抜けかけの乳歯を無理やり抜く感じでOKです(OKじゃねーって)。
抜こうとしている務歯を一本だけつかんでひねり上げ、グラグラしてきたかな?と思ったら一気に抜く。
この時の力の強さは、これくらいかな?と思うより一段階強いくらい。
乳歯を抜こうとするときは、気づかないうちに手加減してますから(乳歯じゃない・・・)。そのリミッターを外さなくてはなりません。
こんなに引っ張ったらファスナーが歪むのでは?という疑念は捨てて、全力で引っこ抜きます。
当然、台布は傷みます。通常は、縫い代部分に隠れて見えなくなるので、無問題です。
何本か抜くと、コツがわかるので、もっと少ない力で綺麗に抜けるようになります。
以上!参考になりませんね。


上の写真は、左側の処置が終わったところ。
両側からそれぞれ1.5cm分くらいの務歯を抜いたら、ファスナーの一番上にある留め具を外して、新しい先端に付け替え、余りをカットします。
この留め具が、私にはなかなか外しにくかった・・・ラジペンの接触部分がギザギザしている(滑り止めのため)ので、付け終わったときにはちょっと傷がついてしまいました。
上手く取る方法、あるのかなぁ。

なんだかんだで、60cmのファスナーを無事、45cmに直すことができました。
あとは縫うだけだ!