2016年4月17日日曜日

ミセスのスタイルブック2012初夏号/ボーカラーブラウス -4 [完成]

悩みぬいたボーカラー、こんなんなりました。


パターン:ミセスのスタイルブック2012初夏号 p.36 ユキトリイのボーカラー
   ブラウス
生地:綿ローン 110cm巾×1m スワニーのワゴンで購入
   ボーカラーはナイロン100% 30cm×1.3m AVON(楽天ショップへ
   のリンク)で購入
パターン変更点:ボーの巾を+3cm

使用したのは、Falconettoというスカーフで有名(らしい)なメーカの生地です。
身頃の派手な柄になじむよう、ボーカラーには地味目の生地を・・・と考えていた私に、この生地が新しい視点を開いてくれました!
はっきりした柄どうしでも、色の使い方や素材感の違いを上手く利用すれば、こんなにしっくりまとめることができるんですね~
(しっくりまとまってるのが私だけだったら、どうしよ・・・)
もともとスカーフ用の生地だからこその、バランス感覚なのかもしれません。
あー、スカーフ欲しくなってきた~

スカーフらしさを活かすため、ボーの巾を7cmから10cmに広げてボリュームを出しました。


カーディガンを羽織った時の後姿は、こんな感じ。
ボーに柄があると、羽織物を着ていてもバックスタイルに面白味があります。
これが、前回の記事でボーを無地にするのをためらっていた理由。
羽織物無しで着ることは、まずないと思うのでね。

メーカのロゴが、さりげなく入ってます。(逆さまですが。)

さらにスカーフっぽさを出すため、ボーの裁ち端はよりぐけで始末してみました。
参考にしたのはこちら↓のHP。こちらのブルガリアンスカートをいつか編みたいと思ってます・・・

リバティプリントショップ トランテアン31

本当はかけはりという道具を使うらしいのですが、勿論持ってないので、ダブルクリップとビニル紐で代用しました。


横幅1.5cmくらいの、小さめのクリップです。
広い面積を挟むのではなく、一点をつまむようにして使うと縫い易いみたい。
クリップの使い方をつかむまで、全然上手く縫えなくて悶死するかと思いました・・・

ボーカラーにばかり言及してしまいましたが、このブラウス、ゆるやかに体に沿ったシルエットや胸元のドレープなど、パーツは少ないけどわくわくするようなディテールが盛り込まれていて、素敵なんですよ~
スタイルブックに掲載されている中で一番好きなブランド、ユキトリイの一着。
華やか、かつエレガントなデザインが多く、縫いたい(というか欲しい)と思う服が多いのです。
ようやく1枚縫えて嬉しい!のですが、最近のスタイルブックでは全然見かけなくなってしまいました・・・復活して欲しいなあ。

今回着画が無いのは、実はボタンをまだ付けてないからです(笑)
先週は怒涛の出張続きで、ボタンを買いに行けませんでした。
この状態で、いつまでも引っ張るのもな~と思い、一応完成としてます。
(次のPJも始まってるし・・・)

2016年4月9日土曜日

ミセスのスタイルブック2012初夏号/ボーカラーブラウス -3(生地迷走編)

ボーカラーを別布で取る件、あまりに悩ましいので休日まで持ち越して、平日はパンツパターンの補正などしてました。

さて、本日土曜日は天気晴朗なれど部屋に引きこもり、身頃生地とボーカラー候補達とのお見合い開始です!
まずはこれ。


黒のコットンローン。身頃に使われている色だし、素材感も似てます。
でもちょっと重いかな・・・?夏に着ることを考えると。


ライトブルーのコットンシャンブレー。爽やか!
色合いは悪くない、けど、都会的?な身頃の柄の印象が爽やかにかき消されそう。
この生地単体でもシャツを縫いたいと思っているので、あんまり減らしたくないな~という下心もあります(今で用尺ぎりぎり・・・)。


光沢のあるブルーのリネン。この色の組み合わせは好きだわ~
ハリがある生地なので、結んだときにボーがはねるのでは?という心配がちょっとある。
首の周りに来るパーツだから、肌触りも、大丈夫かな。

どれも色的には悪くないんだけど、これっ!てものがないな~
あと、無地を選んだ場合には気になることが一つあって(それについてはまた書きます)、お見合い・・・じゃない、生地選びの決め手を欠いている感じです。

無地が行き詰ってきたところで、禁断の柄×柄もやってみたくなった。
うふふ・・・


・・・!
おいしい素材どうしを組み合わせて、すげーまずい料理を作っちゃったみたいな。


色合いは近いけど、柄がケンカしてる見本みたいになった。
そもそも方向のある柄はNGだし(じゃ撮るな)。


なんか悪趣味なのが、逆に楽しいかも・・・
ってイカンイカン。


これは・・・割と良い?


うーん・・・

・・・

なんだか、考えすぎて正解がわからなくなってきました・・・これがゲシュタルト崩壊というやつだろうか。
一旦、外の空気を吸ってきます。

2016年4月3日日曜日

ミセスのスタイルブック2012初夏号/ボーカラーブラウス -2(生地が足りない編)

作成中のブラウスで問題発生です。
前立てとボーカラーの製図が終了し、いざ裁断!というところで、使う予定の生地が全然足りてないことに気が付きました。
まず、ノースリーブだから用尺は少ないはず、と思ってこれまで使い道の決まってなかった生地をワンポイント山(過去記事参照)から引っ張り出してきたのね。
これが、W巾×1mだと思っていたら開けてびっくり、シングル巾だった!
未練がましく型紙を配置してみましたが、どう考えてもボーカラー分足りないのです。
前後身頃と前立てを置いたところで既にいっぱい。
これ、柄合わせの必要な生地だったら身頃すら取れてなかったかも。
しかも、ボーカラーは長さ1.2cmで縦地にとる予定だったので、長さ1mの生地じゃ例えW巾でも用尺に足りてないことに今気づきました。
数時間前の自分は何を考えていたのだろうか・・・

・・・

こちらが問題の生地。


抽象画のような、カラフルな綿ローン。
色は派手目ですが、遠目にはツイードのように見えたりもして、気に入ってます。
さて、一番に思いつくリカバリ方法は、足りないボーカラーを別布にすることなのですが・・・この生地にどんな色を合わせればしっくりまとまるのだろうか?
家中の端切れを引っ張り出してきましたが、いかんせんセンスの無いわたくし、なかなか“これ”という生地が見つかりません。
耳の部分の、○○○○にプリントされている色を参考にすれば、上手くいくんじゃないかと思うのですが。

なんかもう、このまま長考に入りそうな雰囲気です。
最近、順調に在庫を消費していたので、「私、このブラウスを縫ったら新しい布を買いに行くんだ・・・!」なんて思ってたのに。
もうどうしても良い組み合わせが見つからなかったら、全部別布で縫います。

2016年4月2日土曜日

ミセスのスタイルブック2012初夏号/ボーカラーブラウス -1

最近洋裁の調子が良いので、スタイルブックにリベンジすることにしました。
以前から(2012年ですって!)気になっていた、このブラウス。


ノースリーブですが、最終的には袖の製図もして、長袖のブラウスにしたいと思います。

写真左に写っている紺色のブラウスは、身頃は同じ形でボリューミーなパフスリーブが付いているタイプ。
始めはこっちを、パフ少なめにして作ろうかと思ったんだけど、製図を見比べてやめました。
パフ袖の方、袖山の付け位置が内側に入っていて、肩幅が狭くなっているんです(手持ちのブラウスに比べても狭い)。
ボリュームのある袖を普通の袖と同じ位置に付けると、肩がいかって見えるのであえて内側に付ける、と聞いたことがあるけど、これはパフ袖仕様の製図なのかも?これ、素人考えですが・・・
ここまでパフった袖は今後もちょっと作らないと思うので、応用がききそうなノースリーブを作ることにしました。
パフ袖、可愛いんだけどね~。作業着とか着る職場にいるから・・・

久々に原型(文化式原型成人女子用)を出してきて、身頃の製図まで終了。


前身頃が特徴的です。ちゃんと形になるかな・・・