それはボタンホール・・・
ボタン付きの服を作る全ての冒険者(?)に襲い掛かる避けがたい宿命、完成の一歩手前で自身の技量と度胸が試される一発勝負の大舞台・・・
何だこりゃ。話が逸れました。
いつものように、手持ちのミシンでボタンホールを開けようとしたところ、初使用のハトメBHステッチが糸とびしてしまう状態で、全く美しくなかったのです。
糸調子を変えて、何度か試し縫いしてみましたが改善できませんでした・・・。
ポケットのフラップとか、結構厚いものを無理に縫ったので、また糸調子が狂っちゃったかな?
ミシンの出来があまりにも残念な感じなので、結局、自分でかがることにしました。
一瞬、外注に出すことも考えましたが、一重のコートにそこまでするのもな~と思って。
ネット上でも、色々な方が手縫いのボタンホールについて説明してくださっているので、ハトメポンチを用意して、挑戦してみました。
端切れで二度ほど練習して、いざ本番。
コートの裾から順に、BHをかがっていきます。
これが1つ目(一番下)のBH。写真では縦になってますが、実際は横ホールです。
こっちは3つ目。
3つ目にもなると、だいぶ上達してますね。次善練習足りてなかった。笑
でも、手縫いのボタンホール、結構気に入ってます。既製品のボタンホールにはまだまだかなわないけど、これも味というか。
ミシンで縫う時と違って先に穴を開けておくので、後でかがり糸を切ってしまう心配もないし、強度的にも、問題なくしっかりしているようです。
このコートのボタンは全部で5つなので、あと2つ、かがったら出来上がりです。
あ、それからボタン付けですね。