2014年2月27日木曜日

(ほぼ)原型スカート -4

出張してました。
久しぶりの我が家、まあ汚いこと・・・!
スーツケースを置く場所もないよ。無理やり置いたけど。

郵便受けに溜まったチラシを処分すると、実家の母から絵葉書が来ていました。
その絵葉書の写真が、何と下田直子さんの刺繍のバッグでした。
以前、私が下田さんの手芸技法が凄い!ということを話していたのを覚えていたらしく、下田さんの作品展に出かけたそうです。
母もパッチワークなどしていた手芸好き。とても刺激を受けたと書いてます。
いいなあ~

さて、スカート作りに戻ります。
今回作りたいと思っているのは、こんなデザイン。

世界の編物 2013春夏号 p.21より

世界の編物は、編み物の雑誌です(そりゃそうだ)。
紙面で紹介されているのも、パイナップル編みのトップスの方なのですが、ニットに合わせてある服も結構可愛いのです。
このスカートは、ざっくりした風合の生地が白のインパクトを和らげているし、大きなパッチポケットが付いているからカッチリし過ぎてない。
白いタイトスカートなんて敷居が高いと思っていたけれど、こんなスカートなら私でも履けるかも!・・・と思っていました。
それから1年ほど経ってしまいましたが、この機会に挑戦してみたいと思います。

2014年2月15日土曜日

(ほぼ)原型スカート -3

ミセスのスタイルブック、新刊を購入しました。
今回はタイトスカートがだいぶ注目されていて、色々な製図が出ていたけれど、補正の方法は残念ながら載ってませんでした。
体の特徴がよく出るから、補正は必須だと思うんだけどな~。

さて、前回私がこさえた原型スカートの補正編です。


問題は2つ。
1.ウエスト~ヒップの脇にしわが寄っている。
2.前のダーツ下に深いくぼみができている。

1.のしわは、脇線が余っているせいで出来たものだと思われます。
2.の方は、実はこれまでの自作スカートにも見られる症状でした。
多分、前スカートの布が余っているせいで、ダーツ下がだぶついているのだと思うのですが。
どちらも、布が余っていることが原因で生じる問題のようです。
「腰に張りのない」体型なのでね、ほんと・・・。

とりあえず1.の問題点を解決すべく、補正をすることにしました。
脇線を引き直すか、ダーツの分量を減らすことで、脇のラインがなだらかになり、しわが改善されるのでは?根拠ないけど。
今回は、ダーツ量を減らす方を選択してみます。
補正についての本(土屋郁子さんの『美しい服作りのための型紙の補正』だったかな?)に、「服を体型にフィットさせるより、美しいラインで体をカバーしてしまうほうが良い」ということが書かれていたのを思い出したため、脇線を私の体型に合わせて引き直すのがためらわれたのです。

というわけで、やってみた。
左が補正前、右が補正後です。




思いつきでやった割に、結構すっきりしました・・・!

前スカートのダーツ分量を、合計で0.6cm減らしました。
その結果、4本あったダーツが2本になってます。後スカートは4本のまま。
前2本、後ろ4本のダーツ配置は、スタイルブックの製図でもたまに見かけるので、これはありなのでしょう、多分。
ダーツ量を減らした分、ウエストの出来上がり寸法が0.6cm増えたことになりますが、これは適当に、ベルトにいせ込んでます。

2.の問題点だった、ダーツ下の深いくぼみもなくなりました。
このくぼみには、ダーツ止りの位置が関係しているようです。
前ダーツの本数を減らしたとき、(なんとなく)ダーツ止りの位置を補正前より1cm外側に移したところ、写真のように、くぼみが無くなりすっきりしました。
ダーツ止りだけ補正前の位置に戻すと、くぼみはまた現れます。
どういう仕組みなのか・・・さっぱりわかりませんが、「製図の世界は奥が深いワ!」と思って、先に進むことにします。

見る人が見ればまだ色々と直す余地はありそうですが、このパターンで一度スカートを縫うことにしました。
生地は、在庫の中から。もちろん(?)裏地とファスナーも出てきました。



布在庫、まだまだあります・・・恐ろしい!

2014年2月13日木曜日

(ほぼ)原型スカート -2

昨日発売のミセスのスタイルブック、タイトスカートの特集が組まれているそうですね。
タイミング悪!いや、良いのか?

さて。製図したパターンをシーチングで仮縫いしました。
ヌードサイズから、ウエストに+2cm、ヒップに+4cmのゆとり(ゆるみ?)を入れています。
次は補正ですが、仮縫いのチェックを客観的にしたいのと、チェックの間シーチング一枚でいるのが寒すぎるのとで、写真に撮りました。
自撮りって、なんか後ろに写ってそうで怖いんだけど。


ダーツの長さが左右で違っているのはともかく(え?)。
腰周り、特に両脇のしわが気になります。
スカートと体のラインが合っていないのか、余った布がだぶついているみたいです。
これ以上脇線を削ったらスカートえぐれちゃうんですけど・・・
前ダーツの下も、深いくぼみができてます。布が余ってる感じ。

なんか色々と補正しがいのありそうなブツができてしまいましたが、これ、どうやって直していくんだろう?
そしてどこまで直せばOKが出るのか・・・難問を前に、私の判定ラインは限りなく甘くなりそうな予感です。

2014年2月11日火曜日

(ほぼ)原型スカート -1

ジャストウエストのスカートが案外着心地良かったので、もう一本作ろうと思います。
今度は原型に近い、シンプルなタイトスカートを。
ちゃんとした製図ができたら、他の形のスカートにも応用できるといいな。

そういうわけで、今日は1日ウエストダーツの分量のことを考えていました・・・
これまで製図の参考にしていた本では、スカートの各寸法を自分のウエスト・ヒップサイズから算出するのですが、ダーツの数値だけは決まっていました。
スタイルブックでも、ダーツ分量はデザインごとに決まっていることがほとんど。
けれど私は寸胴なので、正直、本に書いてあるほどダーツはいらんのです・・・
どうせならダーツ分量も調節して、本当にぴったり合ったスカートを作りたい!
本やらネットやらで色々と調べてみましたが、やっぱり実際に手を動かすのが一番だろうな、ということで、これからパターンを引いてみます。

2014年2月8日土曜日

ミセスのスタイルブック2010春/タックスカート [完成]

縫い始めたら早かった。



地味ッ!


裏地も地味。
(裏地のしつけ糸を抜き忘れている・・・)

パターン:ミセスのスタイルブック 2010春号 p.26 イーナのスカート
使用生地:MARZZOTTO スーツ地 杢グレー (ウール100%)
       ヨーロッパ服地のひできで購入。
       裏地はユザワヤで吊るしで売られていたもの。
パターン変更点:丈を10cmカット。

木曜に仕上げて金曜に着て行きました。
一日着てみた感想。

タックの効果(ヒップ回りのボリュームアップ)は、あんまりなかった。
でもジャストウエストは履き心地良いです!

1.5cm幅のベルトに、ベルト芯(インサイドベルト)を入れましたが、固くてお腹に食い込むなんてことはなかったです。
ローライズのスカートみたいにずり下がって、胴長に見えることもないし、安定感があっていい!ベルト入りスカート、また作ろう。

ちなみに、パターン元のスカートはこちら↓

ミセスのスタイルブック 2010春号 p.26より
ほぼ別物。
生地は膨れ織りジャガードだそうです。
私のスカートは、スーツの生地で縫ってほとんどスーツのスカートみたいになってしまいました。
素材が変わると、服の印象ってがらっと変わるものなんですね・・・

2014年2月4日火曜日

タックスカートのトワル組み

衝撃的に地味な写真出ました。


シーチングで、スカートのトワルを作ってみました。
前後に8本のタックが入った、ジャストウエストのスカート。ウエストベルト付です。
狙ったポイントは、以下の3つ。

・ヒップ周りにボリュームがある
・ウエスト周りはぴったり
・職場に着て行ける

こちらのパターン、吊るした状態では台形に見えますが、履くと裾にかけて少しすぼまったラインになります。
タックのボリュームで、普通のタイトスカートよりはヒップ周りを強調したシルエットに・・・なるのか?

製図は、ミセスのスタイルブックを参考にしました。
型紙付きの洋裁本とは比べ物にならないほど豊富なデザインの製図が掲載されていて、凄く面白いし勉強になる。
デザインは確かに、ミセス寄り。でも毎号買っちゃいます。

トワルの感じは悪くないので、これで1枚作ってみるつもりです。
あとは、用意した生地(グレーのウール)との相性なんだけど、凄く地味になりそうだな~

2014年2月2日日曜日

浮気のリボン刺繍

パターンに迷うと小物に走る、悪いクセ・・・


カーディガンは既製品。
シャツも既製品。

自分でしたのはここだけ!


突然リボン刺繍してみました。
以前から興味はあったものの、始めるには刺繍用のリボンを揃えなきゃいけないし、そもそも何に刺繍すればいいの?と思ってたのでなかなか手が出ずにいたのです。
そんな折、ユザワヤの刺繍コーナーで偶然発見した、このキット。
(偶然に刺繍コーナー?)


MOKUBAのキットです。
よくある刺繍キットは、付属の布に刺繍して、出来上がったら額に飾るとかそんなの。
こちらは手持ちの服やバッグに刺繍することが前提なので、刺繍針も布帛用とニット用、二種類入ってます。
これは、ぜひ洋服に刺してみたくなるではありませんか!

帰宅して、早速刺してみました。ユニクロのカーディガンで万一(?)のときも安心。
3時間くらいほどで完成です。勢いで刺してしまったので縫い目はガタガタですが、下手は下手なりに味が出てると思いたい。
今まで刺繍は敷居が高い気がしていたけれど、もっと色々やってみたくなりました。
毛糸で刺すとか、ビーズ刺繍も楽しそう~
そんなに刺繍入りの服ばっか、いらんけど。

刺繍に夢中になるあまり、製図用の方眼紙を買ってくるのを忘れた!
と思ったら、さっき部屋の片隅から封も切ってない新品が1冊出てきました。
これからスカートの製図やります・・・